虫歯になった時、歯医者さんに行くと歯を削って詰め物や銀をかぶせたりして治療をしてくれますが、硬い食べ物を噛んだ時、詰め物や銀歯が取れてしまうことがありますが、すぐに取れてしまう場合は虫歯治療に原因があります。
詰め物が取れた場合
すぐに歯医者に行ける場合は問題がないのですが、夜間、病院の診療時間が過ぎてしまった場合は、痛くないときはそのままにしてしまいがちですが、これはよくないことです。詰め物の取れた部位に食べ物のかすが詰まり、細菌が繁殖して再び歯の欠けた部分から虫歯が進行することになるからです。
痛みがないと、歯医者に行かずにそのままにしてしまうとやがて虫歯の進行が始まり、痛んできます。痛くなってすぐに歯医者に行ければ問題はありませんが、夜間などですぐに行けない時には応急処置が必要になります。
歯が痛い応急処置方法
痛み止めの薬を飲んだり歯に直接塗るタイプの薬を使うのも一つの方法ですが、薬を使わなくても痛みを和らげる方法があります。
まずは詰め物が取れた歯に詰まってしまった食べ物のかすを爪楊枝などで除去した後で頬の上から冷水を浸したタオルで冷やすことです。これは虫歯による歯茎の炎症を抑えるという意味で痛みが緩和されます。
また、歯の神経のツボを押さえると痛みがずいぶん和らぐことがあります。神経のツボは上の歯なら、頬骨のすぐ下の辺り、下の歯なら下あごの骨のすぐ上の辺りを指で少し強めに何回か押さえるといいでしょう。指圧をかけたり、緩めたりを何回となく繰り返していると激しく痛い時は痛みが徐々に和らいで行くのがわかります。